かぐやの軌道生データが公開される

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はやぶさまとめニュースより。
先日かぐやがクリティカルフェーズを終了し、定常観測モードに移行しました。
それと関係あるかどうかはわかりませんが、クリティカルフェーズ中のかぐやの軌道生データが一般に向けて公開されています

ファイル形式はCCSDS形式(PDF注意)ですが、これは値をスペース区切りにしたものなので人でも簡単に読めます。
形式について細かく読んではいませんが、時間、空間座標のXYZ、速度ベクトルのXYZ、という感じです。そして、この観測データは1分に1度測定されています。

kaguya.pngというわけで、gnuplotを用いてごく簡単に可視化してみたのでご覧ください。ファイル中にある全ての座標データをプロットしています。速度についてはプロットしていません。

この画像を見ると、確かに地球の回りを2周した後に月に捕まり、「地球の周りを回る月」の周りを回っていることがわかります。また、あらかじめ公開されていた予定軌道と確かに同じですね。

このデータと、月/地球/太陽の軌道データあたりを用いると、いつどの程度の制御が行われたかを逆算することができるような気がします。当然精度は出ないと思いますが、制御がいつ行われたくらいならわかるのではないでしょうか。引力を使ったシミュレーションと、現実の実験結果を照らし合わせながら見ることができて、かなり面白いのではないかと思います。しかもただのシミュレーションではなくて軌道制御をどのタイミングで行ったか、行ったことによって確かに現実の軌道の変化が得られるか、なんかを推定することになるので、小さな達成感すらありそうです。ある意味リバースエンジニアリング。

打ったコマンドは以下のとおり。画像を得るために必要最小限のものに留めてあります。
$ cd kaguya_traj
$ cat *.txt > logs
$ gnuplot
gnuplot> set terminal png nocrop medium size 1024,768
gnuplot> set output "kaguya.png"
gnuplot> splot "logs" u 2:3:4 with lines



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このページは、pascalが2007年12月24日 07:48に書いたブログ記事です。

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